Google Workspace の導入企業数はどれくらい?
Google Workspace を導入している企業数はどれくらいでしょうか。世界と日本でそれぞれ見ていきましょう。
世界
Google Workspace は、世界で 5000 万ユーザー、500 万社以上の企業に導入されています。
特に 2020 年から 2021 年にかけては導入企業数が 18 % 増加し、その勢いは今後も続くと予測されています。これは、リモートワークやハイブリッドワークの増加に伴い、クラウドベースのコラボレーションツールの需要が高まっているためです。
Google Workspace は、効率的な業務遂行を支援するための機能が多く含まれており、多くのユーザー・企業が利便性を評価していることから、これからも導入数が増えていくでしょう。
導入実績について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
日本
日本における Google Workspace の導入企業数は公表されていませんが、国内の企業や教育機関などで利便性と多機能性が高く評価されており、多くの成功事例が報告されています。
たとえば、Google Workspace 導入で自走が可能となり社員の働く場所の選択肢が増えた事例、直感的に操作できて使いやすいこと、最新機能も瞬時に提供してもらえて使いやすいなどの事例が多くあります。
特に、リモートワークの普及に伴い、Google Workspace はコミュニケーションツールや社内情報共有ツールとしての需要が増加しており、今後も日本国内での導入数が増加していくと予想されるでしょう。
グループウェアの市場シェア率や、それぞれの特徴はこちらの記事をご参照ください。
Google Workspace の導入事例について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
Google Workspace を導入する企業数が多い理由
Google Workspace を導入する企業数が多い主な理由について、以下4点を紹介します。
- セキュリティの高さ
- 顧客満足度の高さ
- 多様なデバイス対応
- 柔軟なシステム連携
セキュリティの高さ
Google Workspace を導入する企業が多い理由の1つ目は、セキュリティの高さがあります。
Google Workspace は、クラウドサービスとして最高レベルのセキュリティを提供しています。特に注目すべきは、独立した第三者機関による定期的な監査を受けている点です。
Google Workspace のセキュリティ体制は透明性が確保されており、企業は安心して利用することができます。これらの取り組みは、多くの企業が Google Workspace を信頼して、導入を決定する大きな理由です。
セキュリティの高さと透明性の確保は、企業がクラウドサービスを選ぶ際の重要なポイントであり、Google Workspace はその点でも優れた選択肢と言えるでしょう。
顧客満足度の高さ
Google Workspace を導入する企業が多い理由の2つ目は、顧客満足度の高さです。
Google Workspace は、Gmail・Google ドライブ・Google カレンダーなど、個人ユーザーに広く普及しているサービスを統合しています。
個人が日常的に使用している使い慣れたツールを、企業の業務環境でもシームレスに利用できる点が評価されているのです。個人および企業の双方における高い顧客満足度は、Google Workspace が多くの企業に選ばれる大きな理由と言えるでしょう。
多様なデバイス対応
Google Workspace を導入する企業が多い理由の3つ目は、多様なデバイス対応です。
Google Workspace は、PC・スマホ・タブレットなど、さまざまなデバイスで利用でき、ユーザーはいつでもどこでも仕事を進めることが可能です。
さらに、Google Workspace は多言語にも対応しており、異なる言語環境で働くチームメンバー同士が円滑にコミュニケーションを取り、コラボレーションを進められるため、外資系の企業にとっても便利です。このように、Google Workspace は、業種や規模を問わず、さまざまな企業から選ばれているのです。
柔軟なシステム連携
Google Workspace を導入する企業が多い理由の4つ目は、柔軟なシステム連携です。
多くの企業は既存のシステムやアプリケーションを活用しています。Google Workspace は、自社開発システムや他のクラウドサービスなど、API を利用して企業のニーズに応じた柔軟な運用が可能です。
Salesforce や Slack、Trello などの他の主要なクラウドサービスとも統合が容易であり、ワークフローを一元管理することも可能です。
このような柔軟なシステム連携は、企業が既存のIT投資を最大限に活用しながら、新しいクラウドベースのソリューションを取り入れられます。多くの企業が Google Workspace を選ぶのです。
Google Workspace を企業が導入する方法
Google Workspace を企業が導入する方法を以下2パターンで紹介します。
直接申込
Google のサイトで直接 Google Workspace を申し込む方法があります。
Google Workspace の公式 Web サイトから、企業の規模やニーズに合わせて、最適なプランを直接選択していきます。
Google が公開している手順に従い、会社のドメインを設定し、ユーザーアカウントを追加します。
この方法は、迅速かつ簡単にGoogle Workspaceを導入できるといった特徴があります。
パートナー経由
Google Workspace を Google 販売パートナーから申し込む方法もあります。
パートナー経由は、初めてクラウドサービスを導入する企業や、自社に適したサポートを希望する企業にとって有効です。
パートナーは、Google Workspace のプラン選定、ライセンスの購入から初期設定・カスタマイズ・トレーニング・継続的なサポートまで、包括的なサービスを提供します。
Google Workspace をパートナーから申し込むことで、企業は自社の IT 環境に最適な形で 導入でき、企業はよりスムーズかつ効果的に活用できるでしょう。
関連記事:Google Workspaceの導入方法を解説!パートナー経由で導入するメリットも紹介
Google Workspace の導入費用
Google Workspace 導入に必要な費用を、以下に紹介します。
- Business Starter
1ユーザーあたり、月額680円〜利用できるプランです。ビジネス用のメールアドレスが使えることに加えて、1人 30 GB のストレージを利用できます。Google Meet では最大100人参加可能です。基本的なセキュリティ・管理機能が実装されています。
- Business Standard
1ユーザーあたり、月額1,360円〜利用できるプランです。Business Starter プランのすべての機能に加え、1人 2 TB のストレージが用意されています。Google Meet は最大150人参加可能で、有料で Enhanced サポートを受けることも可能です。
- Business Plus
1ユーザーあたり、月額2,040円〜利用可能です。Business Standard プランのすべての機能に加えて、5 TB のストレージを利用できます。Google Meet では最大500人参加可能で、録画・出欠状況の確認もできます。セキュリティ機能の強化が強化されていることも特徴です。
- Enterprise
Business Plusプランのすべての機能に加えて追加のストレージやS/MIME の暗号化、ノーコードツールであるApp Sheet も利用可能です。Enterprise は、パートナー企業への問い合わせが必要なプランのため、ご興味のある方は吉積情報までお問い合わせください。
Google Workspace を企業で導入しよう
Google Workspace は、高いセキュリティ水準・多様なデバイス対応・柔軟なシステム連携、そして顧客満足度の高さから導入企業数が増加しています。リモートワークの普及に伴い、PC・スマホ・タブレットで利用できる柔軟性や多言語対応も大きな魅力です。
企業は Google Workspace を導入する際、Google の Web サイトから直接申し込む方法と、パートナーを通じて申し込む方法があります。販売パートナーを通じて申し込むと、初期設定やカスタマイズ・トレーニング・継続的なサポートを受けられるなど、自社に適した支援を受けられるでしょう。
Google Workspaceは多くの企業にとって理想的なクラウドサービスなのです。