移行の手順
- 移行元の Microsoft OneDrive アカウントに接続します。
- 移行する Microsoft OneDrive ユーザーのメールアドレスを指定して、移行範囲を設定します。
- ソースアカウントのユーザーとターゲットアカウントのユーザーを結びつけるID マップを作成します。
管理コンソール > データ > データのインポートとエクスポート > データ移行 > データ移行に移動 > Microsoft OneDrive
引用:https://workspaceupdates.googleblog.com/2024/10/migrate-files-from-microsoft-one-drive-to-google-drive-open-beta.html
さらに、このサービスには、移行プロセスの進捗状況を監視するためのレポート機能も用意されています。 管理者は、処理されたユーザー数、移行されたファイル数、スキップされたファイル数などの指標を確認できます。また、移行レポートをエクスポートして、エラーを調査したり、ツールから直接トラブルシューティングのヒントにアクセスしたりすることもできます。前回の移行後に追加または更新された新しいファイルを移行するためのデルタ更新も可能です。
デルタ更新とは?
Google ドライブへのファイル移行におけるデルタ更新では、具体的には以下のようなデータが対象となります。
- 新しく追加されたファイルやフォルダ
- 既存のファイルやフォルダの内容変更
- ファイル名やフォルダ名の変更
- アクセス権限の変更
デルタ更新を実行することで、前回の移行後に OneDrive 上で行われた変更を Google ドライブに反映し、常に両方のストレージのデータを同期させることができます。
Google Workspace の管理コンソールでは、「差分移行を実行」をクリックすることで、このデルタ更新を実行できます。
移行ツールのメリット
- 使いやすさ: 管理コンソールから直接利用できるため、操作が簡単です。
- 効率性: 最大100ユーザーのデータを一度に移行できます。
- 包括性: ファイル、フォルダ、アクセス権限など、すべてのデータが移行されます。
- 信頼性: Google が提供するファーストパーティソリューションであるため、信頼性が高く、安全です。
- コスト削減: サードパーティのツールやオンプレミスのインフラストラクチャが不要になるため、コストを削減できます。
リリーススケジュールとエディション
即時リリースおよび計画的リリースドメインで2024年10月11日から15日以上かけて拡張展開されますが、11月初旬までに完了する予定としています。次の Google Workspace アカウントで利用可能です。
- Business Starter, Standard, Plus
- Enterprise Standard, Plus
- Education Fundamentals, Standard, Plus, the Teaching and Learning Upgrade
- Essentials Starter, Enterprise Essentials, Enterprise Essentials Plus
- Nonprofits
オープンベータ版であるため、機能を利用するために登録などは必要ありません。 Microsoft OneDrive から Google ドライブへの移行の詳細については、Google Workspace 管理者ヘルプをご覧ください。
Microsoft OneDrive から Google Workspace への移行を検討されている企業の方へ
この記事でご紹介したように、Google Workspace では OneDrive から Google ドライブへのファイル移行がより簡単になりました。
しかし、移行作業は、環境や規模によっては複雑で、予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。
吉積情報では、Google Workspace への移行に関する豊富な経験とノウハウを持つ専門スタッフが、お客様の移行をスムーズにサポートいたします。
- 移行計画の策定
- データ移行の実施
- 移行後のサポート
- Google Workspace 導入後の活用支援
など、移行に関するあらゆるニーズにお応えします。
Microsoft から Google Workspace への移行をご検討の際は、ぜひ吉積情報にご相談ください。
お問い合わせはこちら
■Google ドライブ関連セミナー
11/7(木)14:00 - 15:00 オンライン開催
データはすべてドライブへ Googleドライブ運用 まるわかりセミナー