コアとなるクライアントワークでお客様やプロジェクトのポリシーに合わせGoogle Workspaceを活用

-SHIFT様におけるGoogle Workspaceの活用状況についてお聞かせください。

弊社では主にテスト業務を担当する部署でGoogle Workspaceを活用しています。顧客企業のシステムやアプリケーションに合わせてテスト環境を構築する必要があるのですが、顧客ごとにIT環境が異なるため、柔軟に対応できるツールが必要でした。

会社の急成長とプロジェクトの変動によって、ライセンス管理業務の負荷が高くなっていた

-具体的には、どのような課題があったのでしょうか？

 おかげさまで、SHIFTは毎年急成長しておりまして、年間2000人を超える中途社員が入社し、お付き合いのあるアクティブなお客様は2000社近く、年間約4000ものプロジェクトが稼働している状況です。 

一方で、Google Workspaceに限った話ではなくSaaS全般に言えることですが、SHIFTはコスト意識が非常に高いため、全社員にライセンスを割り当てる方針ではなく、必要数に応じて利用を許可する運用をとっています。
 そうなると、毎年増加する従業員数と開始・終了するプロジェクトの変動によって、ライセンス管理業務の負荷が高い、という課題がありました。

-吉積情報からGoogle Workspaceを導入することで、それらの課題は解決されましたか？

正直に申し上げると、我々コーポレートプラットフォーム部の担当者の業務負荷自体は減っていませんが、1ヶ月単位でラインセンスを融通いただけるおかげでコストの最適化は達成できていると感じております。

 また、当たり前の感覚になってしまってはいますが、冷静に考えてみると Google製品が市場で認知や評価を一定獲得しているため、お客様から指定を受ける割合も高く、その時点でオペレーション負荷を抑えられている、とは言えるかもしれません。

Google管理画面はユーザビリティが高く使いやすいため、ライセンス管理がスムーズにできる

-ライセンス管理についてお伺いします。SHIFT様では、どのようにライセンス管理を行っていますか？

弊社では、コスト最適化のために定期的にライセンスの棚卸しを行っています。具体的には、アクティブユーザーを把握した上で、一定期間使用していないライセンスを削除し、必要に応じて再度アクティブにすることで、余剰コストの削減を実現しています。
そういった作業を行う際にも、Google管理画面はユーザビリティが高く使いやすいため、管理者も戸惑うことなく容易に行うことができています。

-Google Workspace 導入を検討している企業に向けて、メッセージをお願いします。

企業様によって全社導入される場合や当社のように部分活用する場合など、ご事情は様々かと思いますが、Google Workspaceの導入を検討されているのであれば、吉積情報株式会社のような経験豊富なパートナーに相談することをお勧めします。

-結びの言葉（吉積情報より）

株式会社SHIFT様は、急成長する企業規模、多様な顧客様やプロジェクトなどの様々なニーズに合わせ、Google Workspaceの導入を進められました。
部分活用していただくからこそ、そのライセンス管理もユーザビリティが高く容易である点をご評価いただいたと感じています。
「新しい価値の概念を追求し、誠実に世の中に価値を提供する」という企業理念を掲げられるSHIFT様にとって、変化への対応と効率的な業務遂行の一助としてGoogle Workspaceをご活用いただけますと嬉しく思います。
今後もお困りごとやご要望などありましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。

2025年2月記事作成（取材・文/吉積情報）