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Google Workspace フレキシブルプラン完全ガイド!メリット・デメリット・料金も解説

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「Google Workspace を導入したいけれど、年間契約で固定費を払うのはちょっと不安」といった悩みを抱えている企業担当者の方も少なくないのではないでしょうか?

Google Workspace には フレキシブルプラン という、毎月の利用状況に応じて料金を支払うプランがあります。必要な分だけ利用できるのは魅力的ですが、一方で、「コスト面で本当にお得なのか?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

本記事では、Google Workspace フレキシブルプランの概要とメリット・デメリット・料金体系を解説し、どのような企業に最適かを詳しくご紹介します。あなたの会社に合った最適なプラン選びの参考にしてください。
(2025.2時点の情報です。最新情報は Google 公式サイトをご確認ください。)

Google Workspace フレキシブルプランとは

Google Workspace フレキシブルプランは、毎月の利用ユーザー数に応じて料金を支払う仕組みのプランです。従来の年間契約プランとは異なり、必要なアカウント数に応じて柔軟に調整できるため、余計なコストを抑えることが可能です。

特に、従業員の増減が激しい企業や、プロジェクト単位で人員が変動する組織に適しています。例えば、短期の契約社員やシーズンごとにスタッフが変わる業種では、使用しないアカウントの料金を支払う必要がなくなるため、コスト効率が向上します。また、解約時の違約金が発生しない点も大きなメリットです。

ただし、年間契約プランと比較すると、1ユーザーあたりの月額料金がやや高く設定されているため、長期的に一定人数で利用する場合は、年間契約プランの方がコスト効率が良いケースもあります。

Google Workspace を選ぶ際は、企業の状況に応じて、最適なプランを選択することが重要です。

詳細はこちら:https://support.google.com/a/answer/1247362?hl=ja

Google Workspace フレキシブルプランと他プランを比較

ここからは、Google Workspace フレキシブルプランと他プランの違いを紹介します。
Google Workspace の年間/定期プラン料金については、吉積情報よりご契約いただいた場合の料金を掲載しております。パートナー企業によって異なる場合がありますので、詳しくは契約されるパートナー企業にお問い合わせください。
また、Google から直接ご購入の場合は、2025年2月時点で改定後(3/17~)の料金が適応となります。

関連記事:Gemini for Google Workspace を完全攻略!機能・セキュリティ・費用を完全解説

  Google Workspace
フレキシブルプラン

Google Workspace
年間(定期)プラン

〜3/16

3/17〜

月額料金 Business Starter:950円
Business Standard:1,900円
Business Plus:3,000円
Business Starter:680円
Business Standard:1,360円
Business Plus:2,040円
Enterprise:お問い合わせください

Business Starter:800円
Business Standard:1,600円
Business Plus:2,500円
Enterprise:お問い合わせください

年額料金 Business Starter:11,400円
Business Standard:22,800円
Business Plus:36,000円
Business Starter:8,160円
Business Standard:16,320円
Business Plus:24,480円
Enterprise:お問い合わせください
Business Starter:9,600円
Business Standard:19,200円
Business Plus:30,000円
Enterprise:お問い合わせください
請求期間 1ヶ月に一度 1年に一度
(定期の場合は1ヶ月に一度)

契約 いつでも解約可能 1年以上継続
ユーザーの追加 いつでも可能 いつでも可能
ユーザーの削除 いつでも可能 契約更新時のみ可能
パートナーサポート なし あり

詳細はこちら:https://support.google.com/a/answer/1247360?hl=ja

プラン料金参考:https://googleworkspace.tscloud.co.jp/pricing/annual-plan

Google Workspace フレキシブルプランは契約不要で、毎月契約ユーザー数の支払いが可能です。ユーザーの追加や削除も自由に行えますが、月額料金は年間プランより割高になります。また、基本的に販売パートナー経由ではなく、 Google に直接申し込む必要があります。

年間プランは1年契約が必要ですが、月額料金が割安になります。ユーザーの追加は随時可能ですが、削除は契約更新時のみ可能です。さらに、パートナーサポートを受けられる点が特徴です。

利用ユーザーの増減が大きいならフレキシブルプラン、コストを抑えたいなら年間プランがおすすめです。

 Google Workspace フレキシブルプランのメリット・デメリット

ここからは Google Workspace フレキシブルプランのメリットとデメリットを以下に紹介します。

メリット

Google Workspace フレキシブルプランのメリットを紹介します。

  • コスト削減
    Google Workspace フレキシブルプランの大きなメリットは、不要になったアカウントを削除しても解約料が発生しない点です。年間契約プランでは、契約期間内にアカウントを削減した場合、基本的に未使用分の料金が発生し続けることになります。しかし、フレキシブルプランでは、使用しないアカウントのコストを即座に削減できるため、無駄な出費を抑えられます。特に、短期間でプロジェクトごとに人員が変動する企業や、季節によって従業員数が異なる業種では、コストの最適化を図れるでしょう。
  • 柔軟な対応力
    Google Workspace フレキシブルプランは、状況に応じてユーザーアカウントを自由に増減できる点が強みです。新規プロジェクトの開始や急な業務拡大時に、必要な人数分のアカウントをすぐに追加できるため、スムーズな業務遂行が可能になります。短期間の雇用や契約社員の増減が多い企業では、業務が終わり次第不要なアカウントを削除することで、無駄なコストを抑えながら効率的に運用できます。解約の手続きが不要なため、ユーザーアカウントの増減が頻繁に発生する企業にとって利点となるでしょう。
  • ビジネスの成長に合わせた拡張性
    Google Workspace フレキシブルプランは、企業の成長に応じてスムーズな拡張を可能とします。例えば、新しい事業や部門の立ち上げ時に、必要なユーザーアカウントをすぐに追加できるため、ITインフラの準備に時間をかけることなく、業務を円滑に進められます。特に、急成長中の企業やスタートアップにとって重要なポイントと言えるでしょう。さらに、事業縮小時にも不要なアカウントを削除できるため、経営の状況に応じてコストを最適化できます。拡張性の高さは、変化の激しいビジネス環境において、必要な機能となるでしょう。

デメリット

Google Workspace フレキシブルプランのデメリットは、長期的に見ると年間契約プランよりもコストが高くなる場合があることです。短期間の利用には便利なものの、毎月の利用ユーザー数に応じて料金が発生します。また、追加・削除操作が頻繁に発生する場合、管理者にとって大きな手間も発生するため、人的コストも増えるでしょう。

年間契約プランの場合、1ユーザーあたりの月額料金が割引されるため、従業員や利用ユーザーの増減が少ない企業は、年間プランを選択した方が良いでしょう。Google Workspace フレキシブルプランを利用する際は、利用ユーザー数の変動や業務形態を考慮し、コスト対効果を見極めることが重要です。

Google Workspace フレキシブルプランの料金算出方法

Google Workspace フレキシブルプランでは、当月に利用したサービスの料金が翌月初めに請求されます。

  • 10ユーザー契約の場合
    Business Starter プランで 10 ユーザーアカウントを契約した場合、翌月初めに 9,500円(950円 × 10 ユーザー分) が請求されます。もし、10 個のアカウントを引き続き使用する場合、サブスクリプションを変更しない限り、毎月 9,500円 の料金が発生します。
  • 月の途中でユーザーアカウント追加・削除した場合
    フレキシブルプランでは月の途中でユーザーアカウントを追加または削除した場合、料金が日割り計算される点です。例えば、月初に10ユーザー契約し、月半ばに新規 5 ユーザーアカウントを追加した場合、以下の計算となります。
    翌月初めに 9,500円((950円 × 10 ユーザー)+(475円(950/2) × 5 ユーザー)
    = 11,875 円(※) が請求されます。

※参考金額です。月毎で日数が変わるため、利用時に計算が必要です。

アカウントが不要になった場合、削除すればその日以降の料金は発生しません。
フレキシブルプランを利用することで、企業は無駄なコストを抑えながら、必要な分だけ柔軟に支払いを管理できます。

  • 前払いによる料金管理の柔軟性
    Google Workspace フレキシブルプランでは、月々の利用料金をクレジットとして前払いすることも可能です。企業が利用アカウントにクレジットを追加すれば、請求額はそのクレジットから差し引かれます。これにより、毎月の請求を気にせずスムーズにサービスを利用できます。一定の予算内で運用したい企業や、管理の手間を減らしたい場合に便利なオプションです。但し、クレジットが不足しないように注意しましょう。

詳細はこちら:https://support.google.com/a/answer/1247362?hl=ja

Google Workspace フレキシブルプランの詳細は吉積情報まで

本記事では、Google Workspace フレキシブルプランの概要とメリット・デメリット・料金について紹介しました。

Google Workspace フレキシブルプランは、利用ユーザーの変動が大きい企業やプロジェクトベースで人員を管理する組織に適しています。毎月の利用ユーザー数に応じた料金体系で、不要なアカウントの削除も自由に行えるため、無駄なコストを抑えながら効率的に運用できるでしょう。

その一方で、年間契約プランと比較すると1ユーザーあたりの料金が割高になり、長期的な利用ではコスト負担が大きくなる点にも注意が必要です。また、ユーザー追加・削除する管理者の手間も増えるため、人的コストも増える可能性があります。安定したユーザー数での利用する場合は、年間契約プランの方がコストを抑えられるためおすすめです。

Google Workspace のプランについてお悩みの方は、吉積情報までぜひお問い合わせください。貴社の運用スタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。
お問い合わせはこちら:https://www.yoshidumi.co.jp/contact

 

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